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2万打記念&一誕記念小ネタ

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※小説とは言えないほぼ会話文のイチルキ
※死神関係なしの学パロ
※一誕も関係なし!
※一応転載フリーです笑



ーーーーー





きっかけは、放課後。
日直だった俺は、同じく日直で日誌を提出しに行ったルキアを教室で待っていた。
そのルキアが居ない間に、水色と交わした言葉。

『ねえ一護、知ってる?昼休み、朽木さん』

『あー、また呼び出されたんだろ?振ったって聞いたけど。からかおうと思ってたんなら残念だったな』

『さすが情報早いね。でもこれは知らないでしょ?』

『なにが』

『朽木さん、好きな人が居るからって言って振ったらしいよ?』

好きな人が居る?
その言葉は俺に多大なるダメージをもたらした。
水色は固まった俺を見て面白がりつつも、じゃあ明日ねーと華麗にスルーをして帰っていった。


その数分後にルキアが帰ってきて、帰り道。
今に至るわけだ。











歩幅を合わせて、隣を歩く。
てかこいつ好きな奴居るのに俺なんかと2人で歩いていいのか?

「なあルキア」

「なんだ?」

「…いややっぱりなんでもない」

「は?言いかけといてなんだそれは!はっきりしろ!」

「…お前好きな奴居んの」

「え。…いいい居るわけないだろそんな奴」

「嘘」

「だいたい何を根拠に」

「今日の昼休み」

「…な、お前聞き耳たててたのか!サイテーだな!」

「俺じゃねー水色だ。で?」

「…居なくもない」

「なんだそれ」

「私だってこれでも高校生なのだ!好きな人ぐらい…そういう貴様は?」

「俺の話はあとで。誰?」

「言うわけなかろう」

「ほら、もしかしたらアドバイスとかできるかも」

「…髪は短くて、背が高い」

「だいたいの男がそうじゃねーか!」

「うるさいたわけ。もう言わないぞ」

「…すんません」

「目つき悪くて口悪くて無愛想」

「!?なんでまたそんなやつ」

「でも優しい奴なんだ!見た目もまあまあだし、たまに見せる笑顔とかが」

「いやお前やめとけ!それ絶対騙されてるって!いわゆるギャップ萌とかいうやつか!?後悔すんぞ」

「そんなはずは…!」

「それに。そんなやつ百哉に紹介してみろ、ぼこっぼこにされて二度と会えなくなるぞ」

「兄様はそんなことしない!」

「いーやするな、お前のためなら。そいつの身のためにも諦めたほうがいい」

「そ…うなのか?」

「あーそうだ。だいたいそいつにも嫌なとこあるんじゃねーか?嫌いになれねえ?」

「…嫌なとこはないが、嫌いになれるかもな」

「おーそりゃ良かった。………ってルキアどうした!?」















「お前なんか、大っっっ嫌いだ!」


















「…は?」





大嫌いな彼を置いて、走っていく彼女。
さあ、彼は大好きな彼女を捕まえられるでしょうか?














(なんなのだ!ばか一護!最低だ!)
(うわー…俺って最低だ)

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